ふとした時に見る動画で
セミリタイアとは関係ない事柄ですが、電車に乗る時間が長いとネットサーファーの自分は、色々なページの波に乗って動画を視聴してしまいます。疲れて帰ってくる帰りの電車は本当にダラダラと見てしまいます笑
税金・税制についての勉強をしたいと思ったり、株の情報収集に充てたいと思っていますが、元来のサボり癖のある性格はどうしようもないです。楽な方、楽な方に流れてしまいます。
頭を使わないひたすらマンパワーが自分には向いているんだろうなとつくづく思います笑
動画は一人の教師が教壇に立って、胸ポケットの財布を取り出すところから始まります。
A Clever Lesson In Self Worth(自分の価値を再確認する授業)
“Who would like this 20 dollars bill?”この20ドルが欲しい人?
財布から取り出した20ドル札を生徒の前に広げて見せて問いかけました。
この問いかけに対して生徒たちは一斉に手を挙げて、”はい!欲しいです!”
教師は語りかけます。”この20ドルは誰か一人にあげます。でもその前に一ついいですか?”
その直後に見せていた20ドル札を握り潰し、また再度問いかけます。
“まだ欲しい人はいますか?”
握りしめた拳からクシャクシャになった20ドル札をみて、生徒たちは一斉に答えます。
“はい!欲しいです!”
その言葉を聞き、おもむろに教壇の机の前に立ち、クシャクシャになった20ドル札を落としました。
そして右足を前に出して踏みつけます。踏みつけたまま右足を何度も何度もねじり、ボロボロにして20ドル札を拾い上げます。
“これでもまだ欲しい人はいますか?”
生徒たちは少し戸惑いながらも答えます。”はい。欲しいです。”
教師は皆が答えた後に、こう口を開きます。
“I’ve just showed you a very important lesson.”これが私の言いたかったことです。
生徒は教師の言葉に耳を傾けます。
“私がどんなにどんなにお札をボロボロにしても、皆はこれを欲しがった。皆はこれが20ドル札という事を知っており、その価値を知っているからね。どんなにボロボロになっても。”
“人の価値も同じだ。人生でにがく苦しく、時には踏みつけらてボロボロになるような目にあったとしても、この20ドルのように君の価値は変わらない。失われないんだ。”
この授業で思う事
日々サラリーマン人生を送っていると、競争社会に晒されて“自分はなんてダメな奴なんだ”と思う事が多々ではないでしょうか。しかし教師の言葉通りあなた自身の価値が失われるわけではないので気にする必要は全くないです。
しかしここで自分なりの補足をしてみたいと思います。
教師は20ドル札を出して、握り潰し、踏みつけていました。
日本では大袈裟ですが一万円札や5000円札をイメージしてもらえればと思います。
私も手を挙げて”欲しいです!”というでしょう。
それではこれが一円玉だったら?もしくはただの紙ごみだったら?
握り潰しても踏みつけて、生徒の皆は価値自体が変わったとは思いません。しかし手を挙げるでしょうか?
私だったら手を挙げません。
どんな厳しく苦しい環境になっても貴方の価値は変わりません。しかし皆が必要(価値)だと感じる存在ではないと手を挙げてもらえないのです。
これは逆もしかりです。5000円札でもビルゲイツやジェフベゾスのような金持ちの生徒たちであれば、教師に”貧乏な学生に寄付でもしておいてくれよ!”と手を挙げなかった事が推測されます。
貴方の価値は変わりません。ただし人から求められる環境・状況になって初めてこの話は完成すると思います。
だからこそ、自分が活躍できる環境や場所を常に探し続け、市場価値の高い人間を目指す必要があると改めて感じた動画でした。
以上、脱サラを目指す人の少しでも役立つ情報共有が出来れば幸いです。
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