3連休も今後のオミクロン株の流行を危惧して母親の実家に帰省した為、慌ただしく終わってしまいました。。。
ゆっくりして税金についての勉強や簿記の勉強などに勤しめば良かったな~と時間の使い方の難しさを感じます。
しかし、オミクロン株蔓延に伴う行動制限の危惧などを考えると、人生にはタイミングも重要なので致し方ないのもあるのかと切替えて考えるようにします。
今後も感染人数が増えていき、飲食業への自粛要請での経済的打撃とそれに伴う株価の小幅な下落が起きていくのではないのでしょうか。株の買うチャンスは蔓延防止対策や緊急事態宣言の発表よりも、広い視野で見れば日銀や世界の金融緩和の引き締めのタイミングなのかとも思いますが、日経平均がチョコチョコ下がったタイミングで少しずつ買い増しを行っていきたいと思います。
キヤノンのこれまで
その中で私の総資産を押し上げてくれている要素の一つとしてキヤノンの増配発表に伴う株価の上昇です。
キヤノンの保有株の時価評価額が投資額に対して110%弱となり、利益をもたらしてくれています。配当も昨年までは中間で40円、期末40円となっていましたが、今期の予想は中間で45円、期末55円と通期で一株当たり100円となり25%の増配です。今までは通期で160円と配当性向100%越えで頑張っていたので、金額としてはこれまでのキヤノン株ホルダーとしては物足りなさを感じるかもしれませんが、業績の上向きに伴うすぐさまの増配は、ストックホルダーへの還元の姿勢を感じられ、キヤノンには本当に感謝しています。もともと還元姿勢がある会社なので(その為、これまでの連続増配年数の長さに反映されている)、保持していて損のない株なのではないかと考えます。
キヤノンの特徴と私の思う強み
総保有株数:900株
購入のタイミング:2017年~現在にかけて。(2017年から買っていたが、2021年に1800円くらいになった時に200株買い増し)
- 配当利回り: 3.57%
- 配当性向: 52.02%
- PER: 14.57倍
- 自己資本比率: 55.7%(2020年)
- ROE: 7.4%
キヤノンの主な構成事業は4つ。プリンター事業(複合機など)、イメージング事業(カメラ、監視カメラ等)、メディカル事業(MRIなどの医療機器)、インダストリアル事業(半導体露光装置や半導体デバイス等)となっています。
個人的に経営者のバランス感覚が優れているなと思います。その理由は、現在のメディカル事業の前身の東芝メディカルを買収した時などは、カメラ事業に強みを持つ同社はメディカルのCT、MRIへの技術シナジーに活かす事ができると私は考え、今後高齢化社会で需要が伸びるマーケットであるという事を加味すると、買収は見事だと私は感嘆してました。
カメラ技術も、IOTで今後は画像解析(データ読み込み)などの技術が必要となり、医療で培われた解像度や認識・読み込み技術はその他製造業に転用されるのではないかと期待しています。
どこまで実現するかですが、配当金を運んできてくれる甘みを感じつつ、事業がどこまでどこまで伸びるかを楽しみながら待つ事が出来るのは嬉しいものです。
配当性向もやや基準くらいに戻してきているので、今くらいをキープしつつ更なる業績の向上に伴い、配当金も緩やかに上昇してくれるのを期待します。自身のブログで記載している自己資本比率はやはり50%以上あるのが、購入の条件になるのかもしれないですね。業績が傾いた時でもある程度の配当金を約束してくれるという点は必須項目な気がします。ROEも2020年の3%からは回復して10に近づいてくれています。
キヤノンへの投資方針
今後は少し高騰してしまったので、下落がないと購入はしない方針です。
今月末の決算で株価の変動がありそうですが、おそらく上昇すると予想しますので、購入はしばらく先になりそうです。
(私の意見ではキヤノンはヤバい時は事前にその雰囲気を醸し出すので、当たり障りないという事と増配を発表したままですので、おそらく予想通りかそれ以上の発表となるのではないかと予想します。)
以上、脱サラを目指す人の少しでも役立つ情報共有が出来れば幸いです。
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