冬休みの後の3連休は暖気運転する体にとって非常に助かります。
中日の午後で少し仕事の事がチラつき始めましたが、この3日の間に休日出勤、持ち帰りの仕事をしている方がいると思うと今は恵まれている環境だと噛みしめます。
また、新成人の皆さんは新しいステップに進み、これからの活躍を期待しております。
自分の時は中学から高校までは海外の日本人学校に通っていた為、地元がなく成人式に出席する気は起きずさみしい思いをしたものです。少し憧れを持ちながら何もなく過ごした記憶があります。
そういった懐かしさを感じながら趣味のテニスをやり終わり、食事を取っていた時にふと思いました。
牛丼屋の価格値上げから感じるインフレ
私は前の会社の人と、皆の都合が付けばですが土日のどちらかで朝にテニスの練習を行います。
自転車で向かい、テニスの練習後は必ず“すた丼”によって昼食をして家に帰ります。
以前はすた丼の肉増し・飯増しを注文していましたが、食事後の体重を計測すると増加していたので、ここ3年くらいは並で昼食を取って摂取カロリーを抑えています。(気持ちではありますが、、、、)
その後、近所の銭湯(スーパー銭湯)に行って、汗を洗い落とし、交代浴(水風呂と温浴を交互に繰り返す)で乳酸を除去して疲れを取る。時間や体力があればサウナに入って整えて平日の戦に耐える身体を作ります。
そういった中で、すた丼の商品が今年より値上げを発表しました。すた丼の並が50円の値上げです。。。。。
600円~700円の商品なので7~8%程の上昇と1割以下の値上げではあるのですが、うまい棒5本、ブラックサンダーを買えばおつりが返ってくる値上げです。
材料費の高騰に伴う価格上昇との事で、昨年には食用油やバター、小麦粉も値上がりしているのでやむを得なしといったところでしょうか。野菜も不作などによって価格が上がるので、ダブルパンチが値上げの判断の要素の一つとなっているのではないかと推測します。
しかし一番の大きな要因として推測するのは大手牛丼チェーンの吉野家も今年に入り値上げを発表しています。
同様の形態の会社が値上げになると、ライバルメーカーも足並み揃えて価格UPするのはどの業界も同じです。このどさくさ(流れ)に紛れて価格UPしたれ~といった感じでしょうか。
値上がりで思う事
それ以外の値上げでも、銭湯は昨年に50円値上げしました。700円台後半で入浴出来ていたものが800円台に突入です。
今後は生活に密着したものですと山崎パン(食パン・菓子パン)や冷凍食品、加工肉(シャウエッセン等)が値上げ予定とのことです。各社努力しているとは思いますが、材料費用と共にそれを運搬している燃料価格が上昇しているので輸入立国の日本は今後も世界のインフレの波に飲み込まれていくのは必然なのでは?と思います。
日本は会社、サラリーマンの給料が増えないので、消費者の財布の紐が固くなり、デフレ、デフレだから生活用品の価格は中々上がらないだろう!と思うのは希望的観測です。理由は大きく2つ有り、2つ目は勤め人の私の実体験です。
インフレが徐々に起きる理由
理由①
主要先進国(アメリカ、中国)が富み、輸入が決して安いものでなくなった時、日本は価格維持の為にはその他発展途上国で安く製品を仕入れる方法か技術革新で安価に製品が作れるのを待つしかありません。。。。
しかし野菜であれば発芽、成長できる気候の国なのか?加工肉であれば飼育できる環境(平野?山岳地帯?)の国なのか?鉄鋼材であれば、その国に資源があるのか?など、ほしい製品が発展途上国で尚且つ友好国でマッチするかを見極めなければなりません。マッチした国が見つからなかったら、高いまま輸入or自国生産をせざる得ません。高い価格のまま。。。
技術革新は受け身の姿勢(出来るのを神頼みで待つだけ)であり、その前に価格が上がりあなたの家計からお金を奪い取っていくでしょう。
理由②
これは営業マンであれば度々業務で出てくると思うのですが、値上げのご案内及びお得意様への値上げの連絡です。
先程の理由により、営業管理・推進室から配信されている案内文を基に担当顧客のもとへご挨拶に伺う。伺わなくともアシスタントの方が最近であればPDFにて担当顧客のもとへFAX(メール)する。といったものです。
今までの経験から一度値上がりした製品は価格が戻らない。高いままで廃盤となるか次の値上げまで価格は変わらないのです。
新商品ができ、価格が安くなるのでは?といった意見はあるかと思いますが、価格設定の考慮の一つとして既存の価格がベースとなる事が間違いないです。何度も何度も値段が上がった後の製品からちょっと安い価格設定。。。。これでは徐々に徐々にですが、高くなっていく一方です。
私のいる製造業だけではなく、身近な例だと缶ジュースがいい例ではないでしょうか。
価格イメージは10~15年ほど前では120円~130円程でした。子供の頃の20年近く前は110円のイメージでしたが、今はいくらでしょうか?
インフレの対策
資本主義は弱者の前では手を差し伸べるのは稀です。貴方が浮浪者になろうと国には関係なく弱い人が悪いのです。権力のない犯罪者はメディアがボロクソに叩いて、悪者に仕上げて終了です。みんながあいつが悪いと認識すれば終わりです。
その為にも自分の事は自分で守る力が必要です。
- 国の目指しているインフレ率2%以上の資産運用
- 本業の給与UPもしくは副業でも良いので総収入をUPさせる
- 生活費(収入・支出)のバランスを取った節約術の身に着け(決して我慢するだけではない効率の良い削減)
ご飯を食べ、今後の値上げ一覧を見ながら思った感想です。皆さんも”値上げ 一覧 2022″とかでググってみると分かると思います。
電気代も天然ガス需要拡大で価格が上がるので、ますます家計には厳しく、情報を知らない人が対策を打てずにますます貧しくなっていきます。そうなる前に一人でも多くの人が気づき、資産運用の補助になれば幸いです。
以上、脱サラを目指す人の少しでも役立つ情報共有が出来れば幸いです。
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